5月18.19日 Okinawaまつり 女性専用有料トイレカー出展

5月18.19日 Okinawaまつり 女性専用有料トイレカー出展

活動内容

LIVEやビールフェスなどのイベントの際、女性用トイレが足りず、行列ができて悩んだことはありませんか?そんな悩みを解決するべく、「女性専用有料トイレカー」を事業としてスタートしました。トイレカーには係員を常駐しているため、キレイで清潔なトイレを使用することが可能です。今後も女性のために提供場所を広げていきたいと思っています。

また、フェムテックの事業の一環として、Okinawaまつりに「女性専用有料トイレカー」を出展。今後もフェムテックの事業のため、女性の利用のしやすさを重視した取り組みを行っていきます。

『緊急出動!!急げフェムテックサポート号(女性専用移動式トイレ)』

皆さんにとって人生最大のピンチっていつでしょうか?
女性なら一度は経験した事のあるトイレ渋滞
花火大会、LIVE、音楽や飲食フェス必ずといっていいほど起きるトイレ渋滞
特に女性トイレは長蛇の列

こんな風に思った事ありませんか?
『お願いして先にいかせてもらおうかな?』
『お金払って少しでも前に行かせてくれないかな?』
お子さんが急にトイレ行きたい!『なんで急に言うのよ。』など

でも困っているのは皆さんも同じ。困っていなければそもそも長蛇の列に並んでいないのですから。

ではそんな時、長蛇の列の隣にすぐに利用できる有料トイレが設置してあればどうでしょうか?
迷わず料金を支払ってでも、人生最大のピンチを乗り越えようと思いませんか?

『え!?トイレにお金を払うの?』
『困っている人からお金を取るの?』と今にも聞こえてきそうです。
もちろん無料で綺麗なトイレに入れるのがベストです。
ただその時その瞬間の物事の価値って変わると思いませんか?

現在日本にはトイレを有料化するという文化は定着していません。(一部駅構内トイレに有料化)
ですがヨーロッパ各国ではすでに公共のトイレが有料(一部無料)なのです。
公衆トイレを有料トイレ化した理由は設備維持費(清掃、、水道代、備品代など)として使用されているようです。数年前に日本でもトイレ有料化については物議がありましたが、動物は排尿するのが当たり前なのだから衛生面で必要不可欠と有料化反対側に押し切られました。

今回の私どものプロジェクトでは公共のトイレもしくは無料の仮設トイレを有料化したいという事ではありません。あくまで、誰にでも起こる急な体調不良や我慢できない緊急の方にご利用頂く女性専用有料トイレ(移動式)の設置プロジェクトになります。

イベントやコンサート等に良く参加される方なら、単純に無料仮設トイレを増設すれば良いのでは?と思うと思います。

では何台増設すれば渋滞は緩和されますか?適正の台数って何台なんでしょうか?
もし仮設トイレを増設した場合の経費はどこから?チケット代に上乗せする?
もし仮設トイレを増設する為、チケット代を値上げします!と言われたら、利用しない方からするとなぜ私達まで?と反対意見の物議になりそうな気がします。

我々は必要な方に必要な時だけ、料金を支払ってでもこの苦難を乗り越えたいという女性の為に移動式トイレカーを人が混み合う場所(花火大会、LIVE、フェス等)へ出動させたいのです。

なぜこのようなプロジェクトを立ち上げようと思ったかについてお話させて頂きます。
前述には『フェムテック(フェムケア)』は女性自身が向き合う健康課題と記載しましたが、女性だけが向き合う事ではなく男性も一緒に悩み、考える事が本来のあるべき姿ではないかと思うのです。

『男女平等』『男女雇用機会均等法』と言葉では男女の垣根を越えて、差別のない社会を目指すとありますが、ほんとに上辺だけの言葉だったなと自分自身に強く思いました。これを読まれた男性の方でどれほどの方に共感頂けるかは分かりません。ただ大多数の男性は女性の事を理解できてませんし、女性も理解してもらう事を諦めてしまっているのではないでしょうか?
女性自身が自分の身体を知り、正しいケアをする。

男性も女性特有の健康課題を知り、理解する。男性は女性の体にはなれないので本当の理解は難しいかも知れません。だとしても知る事は出来ます。少しづつ互いに歩みより、男性が女性を知り、努力すれば女性ももっと知って欲しいという気持ちが芽生え、日本人特有の羞恥心が邪魔をして、言葉にする事、表現する事を諦めていた男女が本心で向き合える社会。そんな社会が真の男女平等だと考えています。

『フェムテック』を日本に広める活動として自分に今できる事がないかと、毎日たくさんの方に自分の思いを伝え、女性のあったらいいなに応えられる、助けになれる事業を真剣に考えた末、女性専用の有料トイレ(移動式)に行きつきました。もちろん男の私でさえ飲食店でトイレが一つしかなくピンチが訪れる事は何度もありましたが、そんな男性の苦労より女性の苦労はその何十倍にも及んでいると思います。

接客業をしている知り合いから、忙しい時間帯や繁忙期には一日中トイレにいけない事もあるという話を聞いた事があります。少しイベント時のトイレ渋滞と話は逸れてしまいますが、サービス・接客業をされている方はある意味我慢する事に慣れてしまっている状態で仕事を続けている方も多いのではないでしょうか?

まだまだ紹介しきれないくらいトイレのトラブルは日常でも起きており、女性にとって由々しき問題というのは今に始まった事ではありませんし、もちろん女性だけの問題ではなく、健康維持の観点から男性にも言える事なので、男女ともに気配り目配り思いやりが大切である事を忘れてはいけません。

ひと昔前であれば、会議が長引いても、休憩がなくとも我慢するのが当たり前の時代で、先輩や上司の前でトイレに行く事が悪い事のように思っていた時代もありましたが、今はそこまでの気を遣う事もなくなったように感じます。ただ少数派ではありますが自分の事しか考えられない人も中にはいるようです。

話を戻しますとフェムテックを女性だけでなく男性も正しい知識をつける事により、互いに思いやる場面が増え、声をかけるタイミングや声のかけ方も身についてきます。男性が理解してくれているという実感があれば、当然女性も男性に相談しやすくなりますし、相談されて嫌な気持ちになる男性はいらっしゃいませんから、年齢問わず互いに歩みよれるきっかけになればいいなという事で今回『女性専用の有料トイレ』に着目したというのがこのプロジェクトを立ち上げたきっかけになります。

これまでフェムテック普及に時間も資金も投資されて来られた協会関係者様。フェムテックを必要とされる女性の健康維持、改善の為に昼夜研究に時間を費やされている企業・メーカー様。皆様同じ気持ちだと思っています。私もこれまでの経験と創造力を活かし、どんな角度からでも、何度でもチャレンジして参ります。共に歩んで頂ける企業様のご支援。共同開発。共同イベント。ぜひお声をかけて頂けますと幸いです。

未来をつなぐ『フェムテックトイレカー』

日本初女性専用有料トイレカー
先日2024年5月18~19日にokinawaまつり(in代々木公園)にて
日本初女性専用有料トイレカー(フェムテックトイレカー)を実装しました。
https://www.instagram.com/reel/C7KibutSZ6L/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA

初日スタートは予想通りの批判の声が、囁かれる。
『トイレ有料だって!』
『誰が入るの?』
『500円?高っ!』
『日本では無理でしょ』と散々言われました。

12時
1回500円ですか?
綺麗なら一度使ってみよ!
→『キレイでしたぁ』

15時
公衆、仮設トイレが渋滞し始める中
ポツリ、ポツリと並び始める利用者の方

16時
溢れ出すお客様
『これだけキレイなトイレなら500円払う!』
『ほんとに助かりましたぁ』
『オムツ替えできて良かった』
『なんで今までなかったの?』
『考えた人天才‼️』
『ほんとに女性の為にもっと増やして欲しい』

初めの通行人の声は一変
誰一人文句を言う方はおらず
お金を頂いているのにこれほど
感謝されるなんて。

  利用者報告
18日 189名
19日 248名
※今回3台配置(1台あたり100~150人程度の排泄が限界)

初実装という事もあり、課題の残るスタートでしたが、
利用者の方々が快適に利用頂き、そして多大なる称賛を頂けた事で
我々スタッフ一同は大きな一歩を踏み出す事ができました。